活動内容

医学的研究

テーマ<運動が健康と寿命に及ぼす影響>

上記展望的研究を平成元年を期してスタートさせた。
全国の日医ジョガーズ連盟会員より運動量はじめ日常生活、
X線、ECGその他検査データーの提出を求めた。
一方コントロールとして運動していない友人医師の情報も提出を求め、
比較検討し、さらに追跡調査を行う。
10年を一応の目処として調査し、5年目に中間発表を行う。

10年間の研究成果発表

ライフスタイルが「心と体」に及ぼす影響の研究
−日医ジョガーズ連盟1996年度追跡調査より−
第8回日本臨床スポーツ医学会学術集会
1997年11月2日 
藤原正義、鳥居 俊、久保田 競、萩原 隆

結語

ジョギング愛好家は、運動習慣を有しない者に比べ、
高血圧・高脂血症・糖尿病などの現病歴を有する割合が少ないとは言えなかった。
しかしジョギング習慣により、循環系・脂質系において 運動改善効果を認めており、
現病歴を有する者においても治療効果が期待される。

考察

調査を始めた頃、両群の差は、
血圧、脈拍数、血糖値、総コレステロール値において認められた。
しかし10年を過ぎる頃からスポーツ群に整形外科的障害が目立ち始め、
障害のため走れなくなった・・・、その他の理由でランニングから遠ざかってしまった・・・
というケースが跡を絶たず、10年以上走り続ける会員は減少傾向にあると思われた。

最終更新日:2010/05/06▲このページのTOPへ